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2006年スポーツ指導員講習会で教えていただいた事です(アガラワッタ)
武道の四要素
空手道に限らず武道を修練する上で重要な四つの要素があり一眼二足三胆四力といわれています
眼とは着眼の事で、目付けといいます。相手の動きをみるのはもちろん、屋外であれば地形・地物
天候等を一瞬の内に察知し、自分の有利な位置にたつ事です。
相手と対して、どこをみたらいいでしょうか?
まず相手の目の動きによって心の動きを察知します。しかし、眼にばかり心をとらわれると他の動きが
判りません。一応は相手の眼に着眼しますが、相手の動静が全部判るよう全体を包むように見る事です。
基本や形の場合は、正面又は、進行方向の自分の眼の高さを見ます。特別の場合を除き下を見るのは
着眼点もはずれ姿勢も崩れるので絶対いけません。足とは運足のことです。
攻撃防御ともに運足が速く軽く、しかも、重心が安定しなければなりません。必要以上に高く跳んだり
重く足を引きずっては体が動きません。地面にはつかず、離れすぎず軽快な足捌きが必要です。
胆とは、胆力の事で、どのような場合にも、驚いたり慌てずに何事も冷静に判断して、処置する精神です。
力とは力のことで、筋力とか持続力とか瞬発力等があり、いずれも大事な要素ですから
日常鍛錬するよう心掛けることです。初心者は無駄な所に力が入りすぎ、かえって技を邪魔することが
あるので、力の使い方を良く研究しましょう。
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